太古の哺乳類展


上野の科学博物館で日本産の哺乳類化石展を行っていることは知っていたが後回しにしているうちに会期(7/12-10/5)の終了が迫ってきたので慌てて訪問してきた.やや小ぶりの展示だが,結構がんばってタイプ標本などをそろえていて気迫を感じる.なおこの手の展覧会には珍しく写真撮影可だったのがうれしい.


まずは入り口

系統樹を示して今後の展示の見取り図が与えられる.中生代の化石があることがわかる.とはいえ当然ながら非常に小さい動物なので化石も小さい.


そこからは新生代化石になる.タイプ標本が結構あるのがうれしい.

やはり大きいのでゾウは出土が多い.ナウマン象の化石は大量に展示されている.


また海産哺乳類も化石になりやすく出土が多いようだ.

ナウマン象のタイプ標本はうれしい.

ケナガマンモスの展示は迫力そのもの.アフリカゾウと並べてある.(黒い方がマンモス)

サイ,オオカミと来て展示は終了だ.

なお常設展示も回ってみたが,フローレシエンシスがホビットと表示されているのはいかがなものか.


生物多様性の展示はいつ見てもうれしい.これはホオジロとシクリッド

時々博物館を訪ねるのは良いものだと改めて感じた次第である.