「せめぎ合う遺伝子:利己的な遺伝因子の生物学」


せめぎ合う遺伝子 -利己的な遺伝因子の生物学-

せめぎ合う遺伝子 -利己的な遺伝因子の生物学-


以前私がレビューした本の訳書が出版された.
この原書「Genes in Conflict」は様々な利己的な遺伝因子についての本で,ゼロ年代後半に読んだ本ではもっともエキサイティングだったといってよい.本の種類としては教科書ではなく,普通の啓蒙書だが,記述は非常にハイレベルであり,相当程度の基礎知識が要求される作りになっている.これを出版した共立出版には惜しみない賛辞を送りたい.


私の書評はhttp://d.hatena.ne.jp/shorebird/20061127,読書ノートはhttp://d.hatena.ne.jp/shorebird/20060424以降に掲載している.

Genes in Conflict: The Biology of Selfish Genetic Elements

Genes in Conflict: The Biology of Selfish Genetic Elements